私のお仕事&プライベート日記です。日々の撮影や打ち合わせのことから、プライベートでおもしろかったものなどを綴っていきます。ここからも楽しい情報があったらどんどん発信していきます!
●12月7日(土)
今日は待ちに待った私のお教室、L'aura di MISA(ラウラ・ディ・ミーサ)の第1回目の開催日です。
作りものの大好きな私は、ずっと前からみんなと一緒にかわいい雑貨やオリジナルのインテリアグッズを作れたら…、そしてみんなに手作りの楽しみを知ってもらえたらなあ…と考えていました。それが今回ホームページを通して実現することができ、本当に嬉しく、開催が決まったときから楽しみにしていました。
今回の手作りは12月ということで、ワイヤで作るミニツリーと簡単でかわいいペーパーのランチョンマット。作業を終えたあとはみんなでティーパーティーをする予定。数日前から材料を買い集め、作ったものはどんな箱に入れて持って帰ってもらおうかしら?とか、おみやげに手作りのクッキーを作ろう!とかいろいろ考えて準備をしました。前日も忙しい中、スタッフに手伝ってもらい青山の事務所をセッティング。参加者のみなさんに楽しんでもらえるかしら?とドキドキでした。朝起きたらあいにくの雨。早めに会場に行って最後のチェックをしながら、「こんな寒い雨の中、わざわざ出向いてくれるかしら?」と不安な気持ちでいっぱいでした。
ところが、受付時間の12時半をまわるとぞくぞくと参加者のみなさんが到着。聞くところによると松戸やつくばや川口など、遠いところから青山まで来ていただいたそうで、本当にびっくり、大感激しました。ひとしきりご挨拶や自己紹介を終えて早速作業を開始(写真1)。ワイヤで作るツリーは2種類。
ワイヤのみで作るタイプと綿をベースにして作るタイプ。みんなに好きな方を選んでもらってそれぞれ作り始めました。ワイヤを箸などでぐるぐる巻いていき、それをツリーの形に。土台は小さいココットに発泡スチロールを入れ、そこにワイヤのもしゃもしゃのツリーをUピンのようなもので止めます。ワイヤをくるくる巻くのに思ったより時間がかかって大変。
でもそこにきらきら光るスパンコールやビーズ、綿などを飾りつけ始めたら、みんなそれぞれとっても個性があって、どれもかわいいツリーに仕上がりました(写真2、写真3)。おしゃべりしながら夢中になって作業していたら、どんどん時間がたってしまい、終了時間がせまってきてしまいました。仕方なくランチョンマットは私が作り方を一通り教えて、みんなに材料を持ち帰ってもらうことに(写真4)。
その後、私が作ったランチョンマットをしいて、みんなでお茶を飲みました。私が作ったケーキと、プルーンのイタリア風揚げ菓子もなかなか好評な様子(レシピをRistorante MISSAで公開しています。チェックしてね!)。イチゴを生クリームでサンタに変身させる方法やテーブルセッティングの仕方などをご紹介しながら参加者のみなさんと楽しいひとときを過ごしました(写真5)。
そして最後はおひとりおひとりと記念の撮影会で終了しました(写真6)。みなさんがお帰りになってから、お手伝いしてくれたスタッフとほっと一息。慣れなくていろいろ不手際があったり、ご迷惑をかけたかも…と反省点はありましたが、その反省を生かして、次回はもっとみなさんに楽しんでもらえるようなお教室にしようとスタッフと話し合いました。参加してくれたみなさん、そして忙しい中一生懸命お手伝いしてくれたスタッフに感謝!! そして今回参加できなかったみなさん、次回は3月15日(土)に開催しますよ!
第2回目は、春らしいファブリックを使って自分だけのすてきなクッションを手作り。そしてそれに合わせて布を使ったピンナップボードも作る予定です。カーテンやベットカバーなどのファブリックのカラーコーディネートの仕方、広く見せるための上手な色合わせなども教えちゃいますよ!どんどん御参加くださいね。私もたくさんの人とまたお会いできるかと思うと今から楽しみです!
●12月22日(日)
小学校のときからお世話になっている塾の先生から連絡があって、「表参道に新しくできた小学校受験の教室の壁に絵を描いてくれないか?」と言われました。
私が、中学受験と高校受験と、ともに通った塾で、高校や大学に入ってからも勉強でわからないことがあると教えてもらいにしょっちゅう遊びに行ってはお世話になっていました。
その先生が、今、「教育図書」という受験に関する情報誌や教材を出版する会社を経営し更に、若桐会という塾もやっています。その若桐会が私立小学校受験のための新しい教室を表参道にオープンするそうで、その中に子供たちが遊びながら学ぶプレイルームのようなスペースがあり、そこの壁一面に子供たちが楽しく勉強できるような絵を描いてほしいというのです。
一応美大は出たものの、絵を描くなんて超ひさしぶり。うまく描けるかしら??と心配しながらペンキを持って表参道へやってきました。
面積はかなり大きく、3m×2.5mくらい。なにを描こうかすごく悩みましたが、マンガのような子供っぽい絵は描きたくないと思い、ちょっとリアルなサーカスの絵を描くことにしました。始めは感覚が鈍っていて、何度も下書きを描きなおしましたが、だんだん調子を取り戻し、ぐんと楽しくなってきました。
ここで子供たちはどんな勉強をするんでしょう?この絵を見て、子供たちはどんなことを思ってくれるでしょう?そんなことを思っていたらワクワクしてどんどん筆がすすみました。
実は、私の将来の夢は、『子供たちに絵を教えること』です。子供の絵にはパワーがあって、計算もないしうまく描こうという気持ちもない。そんな子供の絵は見ているだけで刺激になるし、勉強になります。いつか私も子供たちと一緒に、壁に絵をおもいっきり描く授業をやってみたいなーと思いました。
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